matplotlibの超基本的な使い方:Python 3.X

matplotlibをしばらく使わないとかなり忘れてしまいます.なので使い方についてメモしておきます.

【もくじ】

まずは基本的な使い方

まずは最小構成でプロットしてみます.
最初にx軸用のデータとして,Numpyのarangeを使って-5から5まで0.2刻みの数字の列を作ります.ちなみにarangeの使い方はこちら

つぎにy軸用のデータとして,x軸用のデータを平方します.
こいつらをスクリプトで描くとこんな感じです.

import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt

# x:-5から5まで0.2刻みのデータを作る
x = np.arange(-5, 5, 0.2)

# y:xの値を二乗する
y = x**2

# 描画
plt.plot(x, y)

このスクリプトを処理すると,,,
f:id:shu10038:20170225124111p:plain
と見慣れた二次関数のグラフになります.



散布図を描く

つぎに散布図です.先程のスクリプトの,

# 描画
plt.plot(x, y)

のところを

# 描画
plt.plot(x, y,".")

としてあげると
f:id:shu10038:20170225124114p:plain
みたいな点線になります

「+」の形にプロット
# 描画
plt.plot(x, y,"+")

としてあげると,+の形に点が打たれた散布図がかけます.
f:id:shu10038:20170225124112p:plain

破線でプロット
# 描画
plt.plot(x, y,"--")

としてあげると
f:id:shu10038:20170225124113p:plain
のような破線になります.まぁ,これは"散布図"とは呼ばないかもしれませんが・・・

画像ファイルに出力する

plt.savefig(ファイル名と形式)で画像ファイルとして出力されます.
また,pylabをインポートしてpylab.figureを呼び出せばサイズも変えられます.
一番最初のスクリプトに追記するとこんな感じです.

import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
import pylab # ←加えた!!!サイズを変えるのに使う

# x:-5から5まで0.2刻みのデータを作る
x = np.arange(-5, 5, 0.2)

# y:xの値を二乗する
y = x**2

# サイズを変える
pylab.figure(figsize=(9, 6)) #←加えた!!!!900×600のサイズになる

# 描画
plt.plot(x, y)

# グラフを保存
plt.savefig("image.png") #←加えた!!!!画像ファイルとして保存する